KILLER QUEEN

僕は不意な物音にとても弱いです。



今は大丈夫ですが多分７０代になると心臓発作で死ぬでしょう、絶対。



今でさえ心臓が痛くなりますもん。



僕の携帯のメール着信音は昔はポルノグラフィティの「アポロ」でした。




「僕らのう・・・」




「わっ！！！・・・・」




心臓が破裂しそうなので止めました。


やばい、急に高い音はダメなんです。


高い音の代名詞、防犯ブザーは「急」じゃなくてもダメです。



心臓が弾け飛びます。



だから僕はちょっと低めの音、SOUL'dOUTの「TONGUE TE TONGUE」にしました。





「TONGUE  TE  T・・・」





「かっ・・・！！！！」




低い音でもダメです、胸がキュッとなります。


恋愛感情的なアレじゃないく老化的なアレでキュッとなります。



多分、大きい音だからダメなんでしょうね。



しょうがないんでＱＵＥＥＮの「ＫＩＬＬＥＲ　ＱＵＥＥＮ」にしました。



あれは小さい音(？)からだんだんと大きくなっていくんで大丈夫でしょう。



僕はフレディの甘い歌声によってメールの着信を知るのです・・・♪





「Caviar and cigarettes♪」



おっ、いけるぞ。



「Well versed in etiquette　Extraordinarily nice♪」




いける、いける♪




「She's a Killer Queen


Gunpowder, gelatine



Dynamite with a laserbeaｍ



Guaranteed to blow your mind♪」









今度からこれにし

「Anytiiiiiiiiiiiiiiime!!!!!」


「ぁ、ぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」











その時―、

確かにその時・・・。

俺は死んだはずだったんだ。
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Hero's Come Back!!

とつぜんですが僕はハエをぶっ殺すのがとても巧い(？)です。


「ハエ」オンリーです。


「蜘蛛」でも「ゴキブリ」でもダメです。


言わばハエハンターとでもいいましょうか、とにかくプロいんです。


そりゃあ僕だって無用な殺生は嫌いです。


でも、戦うしかないのです、戦うしか・・・。




僕の装備品はかの犬塚信乃の持っていた名刀「村雨丸」(ハエたたき)と



全てを貫く矛、「拡散型重力子放射線射出装置」(殺虫スプレー)の二つです。


まぁ、スプレーは最終兵器でしか使えません。


なんか食物とかがあるとこが戦場だと


有害物質が食物に降りかかってしまう可能性があるからです。


だから僕は剣術、中でも居合い切りを鍛えました。(ウソ)


なぜなら素早いハエには普通に追い掛け回しているだけじゃあなかなか殺せません。


自分の居合いの範囲に入ってきたハエにどれだけ早く抜刀し攻撃をしかけれるか、


そこが問題。


―そして僕は最強の抜刀術を体得しました。(微妙にマジだったりする)


腰に下げた村雨丸(ハエたたき)が壁に当たる、その１つのアクションでハエを殺せるようになりました。。


一、腰の村雨丸(ハエたたき)を抜く。

二、剣先(網の部分)がハエを捕える。

三、そのまま弧を描きつつ村雨丸の剣先を壁に押し当てる。


・・・はい、最強です。


正直、ハエたたきがあればハエには負ける気がしません。


まぁ、難点といえば、壁に押し当てるため、壁がグロいことになるぐらいです。


家でハエが暴れまわられ、家族の仇をとりたい方、連絡をください。


僕が月に変わって成敗しましょう。


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OPPOSITE VIEW

外国人と日本人では時間感覚が違うそうです。



日本人はとてもきちっとしているみたいですね、外人に比べれば。



例えば９時にみんなでパーティをするとして集まるとします。



日本人は９時に来ます。



だけど外国人は１０、１１時、(深夜？)に来るのが普通だそうです。



ある人は９時にパーティの支度が始まるものと解釈する人もいるそうで。




僕もそうですね、どちらかと言えばあれです、外国人の感覚です。



まぁ、あそこまでオーバーではありませんが指定の時間に約束すると１０、１５分は遅れます。



学校もよく遅刻しますしね。



でも外国では学校で遅刻してもそんなに咎められないようです。



いいね、イケてる。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　-END-

罠

・・・と、





まぁ、宿題は終わりませんでしたと。





でもアレ、うん、やってない人がいっぱいいたからね。





やってない人が一大勢力を築いていたからね、






フビライ・ハーンがモンゴル帝国を築きあげたかの如く。







なかにはまだ宿題の冊子がどれかわからない人いるぐらいだから。





まぁまぁ、微妙にやってる僕は、まぁ、ね。




勝ち・・・ぐ・・・mi・・・だよね・・・。





・・・ハァ。









・・・笑えよ。






その矛盾に気づきながら！！！




宿題を忘れながら勝ち組に身を置こうとする！！！




この、僕を！！！！


　
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HUNTER

―、





ヴィヴィが長期休暇にでる宿題をぎりぎりまで手をつけないことは


無論事前に小中学校で検証を終えている。


故に提出日まであと一日も無い今、


数学の宿題２００題を終わらすのに答えを写そうとしたのは至極当然の流れである。





ここまではヴィヴィの思惑通りであった。




しかし



見事１題写し終えたはずのヴィヴィに





戦慄走る








２００題の・・・・・・底が見えねぇ！！！







戦歴５０００を超える経験と勘から


問題の量を数値化(何時間で終えれるか)してきたヴィヴィにとって


過去に例のない多さを持つ宿題と出会うこと自体は決して珍しくない





しかし過去最多の問題数を据えてすら天秤の対として軽すぎる程の多さを持つ宿題！！！


遥か膨大な問題量を内包する怪物(チャート式)！！！






冬休みの５倍！？

１０倍！？

それ以上！？



わからねぇ・・・っ





前代未聞の経験である





仮にあと３時間で終わるとすると・・・


寝れるまで一体・・・






その時



ヴィヴィはあることを思い出し



悪寒が全身を覆った






その強張りの理由は








英語のテキストもあったから




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-END-






元ネタは「HUNTER×HUNTER」２５巻のNo267「発動」より