24―TWENTY FOUR― season2

80-EIGHTY-　(２０時間経過―)




＜あらすじ＞
―俺はヴィヴィ・バウアー。

そろそろ高校生になる１５歳の男子だ。

４月１日、俺が母親から「あんたゲームばぁして宿題おわったんンンッ！！？？」と

現実への緊急召集をかけられたことからそれは始まった。



「４月5日の入学式までに課題を終わらせろ」


これが俺達(中高一貫校の底辺らへんにいるダメ生徒達)に与えられたミッション。

このミッションをクリアしなければ俺達に未来はない。

しかしそれを完遂させるには大きな困難が待ちうけていた。





そろそろ高校生になる男の子の、短い３日が始まる―。

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4月2日　　00:00～20:30に起こった出来事である―。





あるメールのやりとり。。。


ヴィヴィ：「Smells like teen Spirit、いいな(*^_^*)」

Ｍ：「RAINも良いよ(T_T)ｖ　　あれ誰が歌っとん？」(以降、トゥーディ)

～４0分どうでも良いメールが続いた。。。～

ヴィヴィ：「英語の課題おわった？」

トゥーディ：「一応(-_-;)」

でかしたッ！

ヴィヴィ：「明日(今日)ピロシんち行くんじゃけど一緒に行かん？　で、その時英語みしてくれぃ^^;」

トゥーディ：「明日無理じゃわ(-_-;)」

siht！！！

どうせ何の予定もないだろおがあああああああああああああああ！！！！！！

どうする！？

４月２日中に英語は終わらしたいが・・・！！

・・・しょうがない、ピロシと一緒にやるか・・・。

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03:00


くっ・・・しまった・・・。

現在時刻は午前３時・・・。

なんか「ＲＡＩＮ」の歌詞写したり、絵描いたり、その絵の変なトコをトゥーディに聞いたりしとったらこんな時間になってしまった・・・。

絶対今寝たら起きるの１０時くらいになってしまう・・・。

で、グダグダした感じになってなんか二度寝する、あぁ、絶対だ。

・・・ッ、そうだな・・・、目覚まし、携帯のアラームを使うんだ・・・。

これなら起きれるぞ・・・。

宿題も少しは終わらせれる！

８時にセットして・・・、では・・・ＧＯＯＤ　ＮＩＧＨＴ。

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12:10


・・・いったん9時に起きたのにな・・・。



・・・んだよも～、オレの人生こんな感じ。


まぁ、ピロシんちですればいいか・・・。

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14:30

ピロシ「な!? つえ～じゃろ！！？？」

ヴィヴィ「うわ！！一撃で死んだし！！　こんなつえぇとか；；　どうやって倒したん？」

ピロシ「えぇ～＾＾、逃げながら矢で殺したｂ」

ヴィヴィ「矢って＾＾；　６、７ぐらいしかくらわんじゃん＾＾；」

ピロシ「地道にやったでぇ～＾＾　オレ＾＾」

ヴィヴィ「マジイケてる」

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15:30

ピロシ「そろそろ勉強するか・・・＾＾；」

ヴィヴィ「ん～、何時？」

ピロシ「じゃぁ、4時からなｂ」

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16:30

ヴィヴィ「・・・ハッピーターンうめぇよな。」

ピロシ「あれやべぇじゃろ。あのサクサク感。」

ヴィヴィ「あの丁度いい塩味な。神々の食物だろ、あれ。」

ピロシ「God of Food。」

ヴィヴィ「Oh,yeah。」

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18:00

ヴィヴィ「もう・・・帰るわ。」

ピロシ「おう」

ヴィヴィ「宿題は・・・、まぁ、明日やればいいかｂ」

ピロシ「あ～、明日、ゴメン＾＾；　明日から２日間、広島行くんじゃ」


・・・



・・・・お、うお・・・


・・・マジで・・・？



ヴィヴィ「！！！　　・・・あぁ・・・そっか。まぁ、お土産、よろしくｂ」

ピロシ「おう、じゃあな^^」









・・・ピロシ・・・お前。



・・・終わってないだろ・・・。









・・・「諦める」・・・か・・・・。

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20:28   ―至る、現在








入学式まで、あと60時間―。
 

　　　　　　　　　　　              　　　　　　-To be continued...-